hiroomi1603の日記

自分の経験を素直に書こうと努力しています

普通に考えて

普通の感覚で考えて、牛丼が一杯¥280で喰えてしまうところに無理があるというか。
色んな経営努力があるとしよう。より良いモノをより安く、どっかの企業の昔のキャッチコピーだ。当然だろうな、客が喜んでくれるならできるだけ安く提供したい。
だけど、安売り合戦の価格競争ばっかりで、適正価格で商売できなくなって、いい加減うんざりしてくる。

なんか、踏み込んではいけない結界を破ったようで、適正な対価をいただく世界には戻れなくなってしまった。

何が言いたいかというとだね、一旦、大学卒までの路線を踏み外してしまうとだね、中小企業に勤めるしかなくなるわけだ。
当然、ブラック率も高い。そういうところを、自分の本当にやりたいことを探すなんて言いながら三度も転職すれば、中小企業だって相手にしてくれない経歴が履歴書に出来上がる。
仕方なく、フリーターになるしかなくなる。
牛丼屋の接客や調理なんて、何のスキルも無くったってできる仕事と思うじゃない?
でも、頑張ってさ、大企業の労働時間の目標というか目安?週休二日の40時間労働、で働いてもさ、12~3万にしかならないわけ。
そりゃ、スキルを積み上げなかった、学歴を残さなかった本人の問題でもある。だけど、こういう生き方をする人たちが幸せになっていく所得を得られる価格にしていかないと、世の中、足許がグラグラなんじゃないかなと思った。

さっきも、クリーニングのチェーン店の取次店の看板が目についた。
朝出して夕方仕上がり。日曜祝日も。とある。
以前なら日曜祝日は工場が休みで、作業するひとも休みだったはずが、今じゃ日曜祝日も同じ対応をしなくちゃならない。
それは便利なんだけど、企業のサービスなんだけど、働くひとたちがシフトを組んで対応していると思うとね。
企業の努力なんだけど、下への皺寄せばっかりな気がして。

まあ、底辺労働者の日本人が嫌がっても、外国人に回っていくんだろうけど。