意外に真剣なんです

在庫を持たない、単価が高い、元手が掛からない、そんな商売。
ホリエモンの受け売り。
最近、起業を目指す方がよく口にしています。

固定費が無くって、自分ひとりでスタートできて。

商品の写真は綺麗に撮影してウェブに載せる。
具体的な使用感をありったけの言葉を使って伝えよう。
新商品は新着ですぐに、いや入荷前から紹介する。うまくいけば予約が入るかもしれない。
反響が良ければブログで紹介しよう。

ここまで読んで頂いて、何が商品として思い浮かんでいますか？

非常に誤解が多い業界なので正確に伝わればと思います。

売っている商品は女性のサービス。
業態はデリバリー、派遣型。

開店には素人では難しくないか？独自のルールがあるのではないか？
あると言えばあるし、一般の人が想像するようなことはない、と言える。

真剣に売り上げや女性の従業員と向き合って、相当な顧客、固定客を持っている店。
店は存在する、店舗は存在しない。

どこから書いていこうか。
とにかく面白い世界だ。
お客さんになるひとは一度は写真や料金に騙されたことがあるだろう。それでも止められない。今度こそ、今度こそ、当たりなんじゃないか？
86？88？89？、プロフィールと写真で想像力を目一杯働かせる。

まずは一つ目。このデジタル全盛の時代に写真はまず本物の通りではない。と思って間違いない。
よく見せるためなら痩せさせだって、大きくしたりだってフォトショで修正加工する。
知人バレを防ぐために別人に変えてあげる。これは働く女性のためでもある。当然だ、誰が身元を晒してまで働くというのか。
こんな、ドアを開けるまでどんな男が待っているのかわからない、すべてをさらけ出して、普通なら絶対に守り続けるものをリスクを抱えて売ってもらうんだ。
金にならなきゃ誰もやりたがらないに決まってるだろう？
稼がせてあげる応援だけはきっちりとやる。

とにかく、面白い世界だ。
商売の真髄が詰まっている。

ではでは。