hiroomi1603の日記

自分の経験を素直に書こうと努力しています

女子アナの適性っつたとこで

女子アナの内定が取り消しになった大学生の話題に、色々な意見が飛び交っています。

そもそも、言えることのひとつは、最近の女性アナウンサーはニュースを読んだり、レポーターとして現場に向かったり、ナレーションを付けたりといった仕事からかけ離れつつある、ということです。
そのことは誰しもがわかっていることだと思います。

言うなれば、会社員の皮を被った、安定して給料の
貰えるタレントです。
大きく稼げるような個の持ち主なら、いずれフリーになって局所属を辞めればいい。

アイドルタレントだから、当然プライベートも彼氏とのスクープの標的にもなってしまっています。

つまり、大学生の就職活動の時には、アナウンサーを選ぶということは、報道や現場での活躍うんぬんは建前で、本音ではこのタレント性に引かれる部分が大きいのではないかと思うのです。

で、です。
どんなアナウンサーもスキャンダルやエロい目からの標的です。
某有名写真週刊誌の特集は生放送時やイベントの時のパンチラだし、取材の時の背後から撮影されたパンティラインだし。
某有名ネット掲示板にはそれぞれのファンが今日の出演を話題にしている。

そして、元は学園祭のミスコンで優勝しただの、高校時代の卒業アルバムだの、アルバイトでのモデル時代だのが暴かれる。

その時に、だ。
元銀座ホステス時代の過去!なんてヤられるのは目に見えてるんである。
なんなら、貢いでいた客Aなんてでっち上げてあることないこと書かれるんである。

そうなる前に芽を摘んだ。
それだけなんである。
そこに清廉性なんて持ち出すからワケわからんくなるのだ。

局の看板として、視聴率も関係するのでクリーンであって欲しい、できれば水着のモデル時代の写真もカンベンなのだ。
将来、後々、スキャンダルはカンベンだから… と言えれば局の上層部もラクなんでしょうね。

ホステスと清廉性

女子アナの話題でホステスの過去。
清廉性がという話。

だいぶ、ホステスさんも"お水"や"キャバ嬢"なんて取り上げられて市民権を得たもんだと思います。
そりゃ、昔はちょっとワケありな女性の職業だったやない?
僕が初めてクラブでアルバイトした20歳の頃。働いている女の子の半分は子持ち、シングルマザー。
残りの子もどうしょうもない彼氏持ち。
それを客に隠して、バレないように接客していく、そんな世界だった。

そんな世界のコと付き合うようになったとき、年上の年長者はホステスだと知ると決まって止めておけと言うものでした。

それぐらい遊ぶだけにしておけという差別的な職業だった。

だから、テレビ局の上層部も少しはそういう意識があると思うね。

データは語るんですね

無店舗で、インターネットで、口コミで、いろんな方法で通信販売を展開したい方は少なくありません。
私も立ち上げには多くの企業のお手伝いをしました。

最近もごく普通の日用品を販売する事業に携わっています。
まだ一ヶ月ほどですが、150件を越える取り引きをいただきました。
その中で面白く興味深いことがありました。

ひとつは売れる商品。これは意外なモノです。売上個数、問い合わせ回数共にダントツの人気でした。
ふたつめは地域。また同じ県かと驚くほど偏ってきます。

たまたまでしょうか?
にしても、です。
続けていくと面白いデータができそうです。

少しずれてしまってる気がするのです

今よりもずっと景気が悪い空気の頃。
デフレや薄利多売の作ってきた罪は大きい。
とにかく、その最終的な消費者よりも中間にいる業者を殺すという意味でだ。

例えば、長年携わった生花業界を例に出す。
夫婦で小ぢんまりとした街角の生花店は別として考えてもらいたい。
企業として一輪ずつ、ひと鉢ずつ売っても独立開業した意味がないわけです。
そこで大きく消費してくれる結婚式場や葬祭場を相手にすることになる。
相手はゼロをひとつ付けてお客さんに売るのです。それなりの完成度、つまり、花一本、花一輪からのアレンジ、加工が必要になります。

例えば、菊の花の原価は年間通しての平均が60~70円でしょうか、それをどんな商売でも基本になる三倍をかけて売る。つまり、小売り価格が一本200円。
100万円の祭壇の生花店への発注金額は15万円。菊と色のついたその他の花を半々でデザインします。菊は75000円分の300~400本になります。

この材料で100万円に見せるのがフラワーデザインの技術料です。

そして、この施工には材料の準備がしにくいこと、施工時間が限られていること、という問題があります。

取り引き業者はさらにコストダウンを求めます。ここが削りやすい経費だからです。
そして、応じる生花店が現れます。生花の利益を削り、技術料を抑える。
割りに合わない仕事が完成します。

世の中が適正な金額で消費されることは大切だと思うのです。

金とバイタリティ

前回、倒産した社長の話を書きました。

今回は、もっと身近だった私のおじさんの話です。

35年ほど前、現在はあまり都会では見かけなくなった、造花の葬儀用の花輪を売っていたおじさん。
昔、パチンコ屋に並んだ赤の祝いの葬儀版。
売っているとはいえ葬儀の期間が終われば回収に行くからレンタルと言えるかもしれない。

そこで葬儀も始めたわけだけど、バブルの時代に乗り、儲けまくって要らないことにも手を出して…
バブルの崩壊と共に、てのはよく耳にする話です。
それと同じなんだけど、おじさん、離婚して家族も居なくなって、田舎に引っ込んだ。

しかし、ただじゃ転ばないんだ。
郷の鹿児島に帰り付き、途方に暮れて宿を探し、近所の居酒屋へ。
そこで"あんた、元気ないけどどうした?" 引き寄せるように運と出会う。
酔っぱらってこれまでの経緯を話すと、そのひとは地主さんで、うちの使ってない物件を事務所にして再出発したらいいと、さらに2000万の金を貸してくれた。

ここがヤツの強運である。

それから数年後、式場を構えなければこなせない件数を受注する葬儀社になった。
この事業を二億円で売却する。

オレに言わせれば、これでアガリなんである。
どん底から復活。70歳になろうかという年で億の金を手にし、後はのんびり悠々としようと思うんである。それが普通ではないか?

しかし、その二億を元手に、市街地からさらに山間部の小さな町へと向かう。
土地を買い上げ、式場を建てる。向かいの元はスーパーマーケットだった建物を買い上げ、そこを葬儀で使う生花の倉庫兼、昔の冷蔵陳列ケースを使った花屋にした。
田舎には不具合なほど飾り立てられた霊柩車、送迎用の大型バス。
すべてが再び揃った。

元手の二億を使いきり、さらに一億の借金。

昨年、最期は病に倒れ逝った。
しかし、あの男のバイタリティはどこから湧いて、どこへ向かうつもりだったのか。
もっと学んどくべきだった。

遠い記憶を思い出させて

今も昔も、クリスマス前のこのシーズン、子どもたちの物欲を刺激するのは相変わらずゲームソフトである。

昔で言うなればファミコンのカセット、である。
話は逸れるが、小学校の高学年から中学生にかけてハード、ソフトという言い方に大きな抵抗がある。
それは固い柔らかいの形容詞だろ?っつう… 横文字でカッコつけず、本体とカセットと言え!

話は戻って、ソフトである。
今ではおもちゃ屋さんでなく、コンビニでも買える時代である。
カートリッジの予約販売、プリペイドで、クレジットカードでダウンロード。

レジの後ろには人気の妖怪ウォッチの新作が予約受付中とある。
大人気シリーズの新作、クリスマス商戦
しかし、である。販売前から違和感を感じるんである。
メーカー希望小売り価格4968円(だったと思います)→4600円で予約受付中である。
いきなりの安売り。わずかだが、割引である。

私が子どもの頃。安売りされるのはワケアリか不人気か、とにかくB級品の代名詞だった。
安いのは嬉しい。安くするのは企業の努力だ。
薄利で売ってくれている小売店には感謝だ。
だけど、発売前から安売りでいいんだろうか?前売り券みたいなものか?
ではメーカー希望小売り価格の意味は?

モノの値段が下がると底辺の、末端の労働者の人件費を削って実現している社会が見えるようで少し心配になる。